主旨

三浦雄一郎を代表とする(株)ミウラ・ドルフィンズは過去60年にわたり、登山、スキー、アウトドアキャンプなどを通じて子供から高齢者に自然の素晴らしさ、楽しさ、そして厳しさを伝えてきました。この度、私たちが挑戦・提案するのはさらに一歩進めた「すべての人々が自然環境を共感できる」ための取り組みです。障害がある方や高齢者たちも家族、友人たちと一緒に大自然を存分に楽しむことができる — そんな技術や機材が世界に目を向けるとあります。
フランスのVipamat社やTESSIER社が開発した機器はこれまで個々の障害や年齢により困難と思えた山や海の楽しみを共に分かち合うことを可能にしました。
雪の白さや冷たさ、滑走感、初めて見る山の緑や頂上の景色、海上で感じる波と風… これまで障害によって体験できなかった人も一緒に携わるすべての人も、その感動は共鳴し合います。北海道にてそれら機器を用いて、新しいユニバーサル・フィールド&ツーリズムの可能性を体現し、そして障害の有無を越えすべての人々が共にアウトドアスポーツの楽しさを体験することを目的として、2022年1月22日(土)、サッポロテイネ・スキー場にて、2つのタイプのデュアルスキーをはじめとする4種類の時代を先駆けた野外活動適応機材(Adaptive equipment)デモンストレーションイベントを開催いたします。

「スキーは足につけた魔法の翼」 ― と三浦雄一郎はいいます。その翼をつけて世界中の山々を飛ぶように滑ることが生涯の<生きがい>でした。しかし一昨年(2020年6月)特発性頚髄硬膜外血腫をわずらい脊髄損傷による後遺症で下肢に麻痺が残り、現在もリハビリを続けておりますが、以前のように「飛ぶように」スキーを滑ることは叶わず、その試行錯誤の過程のなかで出会ったのが障害を持つ人々を対象としたユニバーサル・フィールドという取り組みです。今回、三浦雄一郎のホームゲレンデであるサッポロテイネにて三浦自身が未来へ向けて初のトライアルを行います。

スケジュール


9:00


受付開始

10:00 〜 11:45

午前の部 屋内プレゼンテーション 講演(関係者限定)

13:30 〜 16:00

午後の部 屋外デモンストレーション スキー滑走




概 要


開催日時


2022年1月22日(土)

開催場所

サッポロテイネスキー場 

 午前の部 屋内行事のため関係者に限定いたします。
 午後の部 ハイランドゾーン パラダイスゲレンデ

出 演 者

プロスキーヤー・冒険家  三浦 雄一郎
ata Tours 代表  中岡 亜希
プロスキーヤー  三浦豪太
国立大学法人信州大学  加藤彩乃

主  催

株式会社 ミウラ・ドルフィンズ

協  賛

豊泉家グループ
株式会社インフラックス
株式会社ゴールドウイン
株式会社ピー・パートナーズ
株式会K2ジャパン
株式会社アンビックス
東栄新薬株式会社
Special thanks to 牧野会のみなさま

協  力

一般社団法人 インクルーシブ野外教育研究所
加森観光株式会社 テイネ事業部







出演者

三浦雄一郎

プロスキーヤー/冒険家

1932年青森市に生まれる。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加、時速172.084キロの当時の世界新記録樹立。1966年富士山直滑降。1970年エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)を成し遂げ、その記録映画 [THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST] はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年次男(豪太)とともにエベレスト登頂、当時の世界最高年齢登頂記録(70歳7ヶ月)樹立。2008年、75歳2度目、2013年80歳にて3度目のエベレスト登頂〔世界最高年齢登頂記録更新〕を果たす。2020年6月<特発性頸椎硬膜外血腫>発症し脊髄損傷による後遺症から89歳になる今もリハビリを続け、生涯現役として次の挑戦を目指している。アドベンチャー・スキーヤーとしてだけでなく、全国に1万人以上生徒がいる広域通信制高校、クラーク記念国際高等学校の校長も務める。国内外の栄誉受賞、記録映画、写真集、著書多数。2013年「三浦雄一郎冒険賞」が日本国政府より創設。

中岡亜希

合同会社 sou(ソウ) 代表

1976年生まれ。日本航空国際線客室乗務員を務める中、医師から治療法、治療薬がない進行性難病と告知される。告知 後、車イスでの富士山登頂を機に、大自然を楽しむことを諦めたくない障がい者とその家族・友人達が、スポーツやア クティビティを一緒に楽しむための環境構築を目指し、合同会社 sou(ソウ)を設立。バリアフリーの有無を基準とせず、自然を楽しむために必要な専門技術と機材を提供。また、障がい者の余暇とその効果について信州大学と共同研究 を行う。

三浦豪太

プロスキーヤー

1969年 神奈川県鎌倉生まれ。三浦ファミリーとしてアフリカ、キリマンジャロを当時の最年少(11歳)登頂、またエルブルース(ロシア)、モンテローザ(スイス)などの海外遠征に同行する。'91年よりフリースタイルスキー、モーグル競技へ転向、以来10年にわたり全日本タイトル獲得や国際大会で活躍。主な戦績として長野オリンピック13位、ワールドカップ5位入賞など日本モーグル界の牽引的存在となる。2001年5月、米国ユタ大学スポーツ生理学部卒業後、㈱ミウラ・ドルフィンズにて冬季オリンピックやフリースタイルワールドカップ解説と企画、執筆活動やプロスキーヤーとして活躍するかたわら2003年、父・三浦雄一郎とともに世界最高峰エベレスト山(8848m)登頂、初の日本人親子同時登頂記録を達成する。2013年、父をサポートして2度目のエベレスト登頂。2014年ソチオリンピックにおいてフリースタイルスキー4種目解説者を務める。現在、ミウラ・ドルフィンズ低酸素・高酸素室のトレーニングシステム開発研究所長、低酸素下においての遺伝子発現・抑制の研究(専攻・加齢制御学 アンチエイジング)を行い、また子供から高齢者までの幅広い年齢層やアスリート向けのトレーニング及びアウトドアプログラムを国内外で数多く手がけている。 

加藤彩乃

信州大学全学教育機構 健康科学教育部門 [講師]

筑波大学卒業後、特別支援学校教諭を経て現職。インクルーシブ野外教育、また、バリアフリー化が困難な 大自然を車いすユーザーとその家族や仲間が一緒に楽しむ環境創りを研究。2019 年 第 5 回ジャパン・ツー リズムアワード 国内・訪日領域 地域部門入賞。観光庁事業では人材育成プログラムを実施のほか、長野県、 兵庫県など行政の UT アドバイザーを務める。




アクセス


サッポロテイネスキー場


札幌オリンピアスキーセンター
札幌市手稲区手稲本町593-17

ハイランドスキーセンター
札幌市手稲区手稲金山172